【不動産売却】マンション売却の心得!内覧前・内覧中のコツとは

マンション売却の際に、避けて通れないイベントが内覧です。とはいえ、内覧の流れは一度踏まえてしまえば難しいことはありません。おもてなしの心を忘れず、前日の掃除を忘れないよう対応すれば大きな問題なく済ませることが出来ます。

マンションの内覧前には徹底的な掃除を

マンションの内覧の流れは、不動産ポータルサイトなどに掲載されたり折込チラシが入ったあと、予約が入るといったパターンがほとんどです。内覧の流れそのものが変化することはありませんが、予約が入った場合は出来るだけ前日にマンションの掃除をしておくと良いでしょう。

内覧の際には、理想の家であることや住みたいという印象を持たせることが大切です。その際、マンションの汚れは生活感を連想させ、高揚感を低くしてしまいます。

掃除すべきポイントは玄関、水回り、バルコニーや庭です。玄関は内覧希望者への第一印象として記憶に残る場所となります。そのため整理整頓を心がけ、入りやすい雰囲気を演出すべきです。水回りは清潔感を気にする内覧希望者であれば、必ずチェックするポイントと言えます。トイレの消臭もしておくと良いでしょう。

購入希望者であれば、バルコニーや庭もチェックすることが増えます。実際の景観を確認するためです。物を必要以上に置かず、清潔にしておくと印象が良くなります。

マンションの売却に直結する対応のコツとは

内覧中、対応を求められることもあるでしょう。対応のコツは、特に難しく考えることはありません。お茶出しなどはかえって相手に気を遣わせてしまいます。

基本的にはリビングに待機し、質問のあるときには気持ちよく応じることが対応のコツです。聞かれてもいないことや、セールスポイントのアピールのしすぎは「売り主の家」であることを意識させてしまいます。

また、売主しか知らない周辺の環境や隣人の様子などは、素直に応じるべきです。これは住みやすさを意識した質問ですから、購入意欲があるプラスの質問と言えます。あまり悪い評判ばかりを伝えると、かえって内覧者が不安を強くしてしまうので、適度に答えることが大切です。

公共交通機関までの距離やスーパーやコンビニまでの徒歩時間は、まとめておくと非常に役立ちます。子育て世代であれば学校や病院の場所と時間を伝えることで、より実際の居住イメージが浮かぶことでしょう。

自然な内覧の流れを心がければ問題なし

なんとかこの内覧でマンション売却にこぎつけたいと意気込むと、かえって売主の心情が伝わってしまうものです。内覧は自然な流れが大切ですから、聞き役に徹し丁寧な対応を心がけましょう。過度なおもてなしは必要ありません。雰囲気良く和やかであればよいのです。